敵対的買収を防ぐために|投資商品の中でも不動産投資信託なら簡単に始められる
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敵対的買収を防ぐために

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友好的買収と敵対的買収

企業買収には友好的買収と敵対的買収の二種類があります。友好的買収とは買収対象企業が経営危機に陥ったり新たな分野開拓のために企業買収に同意を得て、吸収した企業の傘下に入ることになります。対する敵対的買収は買収企業の同意を得ることなく株式を買い集めて経営権を獲得することを言います。当然ですがターゲットにされるのは株式を市場公開している企業となります。買い集めの方法としてはTOB(株式公開買付)で株式時価の2割以上の価格で行われますが、株主からすれば所有する価格よりも高い値段で株式を売り抜けますからメリットがあり、売却に応じる人も多いです。こうしてTOBで株式を取得していき、株式全保有額の半分を手にすれば経営権を握ったも同然であり、ターゲットの企業の取締役員を総替えさせることで企業買収が完了となるのです。

効果的な買収防止策

敵対的買収によって被害を被るのは会社経営者や役員だけでなく、その会社で働く全従業員にも及びます。会社経営者が代わることでそれまでの会社方針が一転し、不採算部門の見直しを迫られてリストラや給与削減などがあり得るからです。これが友好的買収であればこのようなことにはなりませんが、企業方針の大幅な変更により従業員の士気が落ち込みやがて会社経営そのものに悪影響を及ぼすことに繋がるのです。こうした敵対的企業買収を防ぐためには、株式を増やす増資が効果的であると言われています。増資を行うことで発行される一株当たりの利益が薄まり、敵対的買収にも労力と費用がかさむことになり、買収する側のうま味も薄まることになります。しかしこれを行うことで持ち株の価格下落に繋がるデメリットも生じてしまい株主に損害を与えることになるかも知れません。いずれにしても市場公開している企業からすれば敵対的企業買収に備えて、あらゆる対策を講じておくことは大事であると言えます。